「デザイン思考ワークショップ in English」を開催
テーマは、「仕事上での問題を解決する」
- 日時:2016年2月21日(日) 10時~17時
- 会場:株式会社GABA 本社内
- 参加者:Gabaの受講生 計15名
- 外部講師:ImaginEx 下島 一晃氏、町田 来稀氏 https://imaginex.jp/business/
2月21日(日)、本社にてGabaの受講生向けに「デザイン思考ワークショップ in English」を開催しました。当日は、20代から50代のビジネスパーソン、男女計15名のGabaの受講生に参加いただきました。
今回は、Gabaに通うビジネスパーソン向けに、外部講師のImaginExから下島氏と町田氏をお招きし、実用的な問題解決法を習得しながら、英語で「学ぶ・考える・発信する」ことを実践できるデザイン思考のワークショップを実施していただきました。現在、デザイン思考は、ビジネス上での業務改善や商品開発など企業戦略の策定といったあらゆるシーンの問題解決に活用されています。
~ ワークショップ当日の内容(計6時間) ~
- デザイン思考の紹介
- 各自の職場等で抱える問題を全体にシェア
- グループ内で問題の本質をディスカッションしながら探る
- 自由な発想力を促すプロセスを通じて解決策をブレストする
- 解決策をプレゼンテーションする(ポスターとスキットの作成)
- 解決策の更なる改善につなげるためのフィードバックを行う
~ 参加者のみなさんはどのような問題を抱えているのでしょうか。 ~
- メールや電話を通して、海外にいる社員とのコミュニケーションが上手くできない
- フレックスタイムがあるのに、会社の風紀で自由に使いづらい
- 他国の人と働くときの文化の違いに戸惑う
- 「イノベーションをしよう」と掲げている会社だが、提案するものがほとんど却下される など
参加者は、個々で抱える上記のような問題を英語でシェアし、グループ内でその問題が起きている本質的な理由は何かを付箋に書き出し、さらにグルーピングしました。最初は、英語で意見を言い合うことに躊躇していた参加者もいましたが、町田氏から、「とにかく、思い付いたことを恥ずかしがらずにシェアすることが大事」とアドバイスをいただき、徐々に自分の意見を率直に言える雰囲気が作れていました。
~ それぞれの問題を解決する策は? ~
後半のパートでは、参加者みなさんが積極的にホワイトボードや付箋に書き込んだり、意見交換したり、グループによってはボードいっぱいに本質的な理由や、解決策のアイディアが出るほどでした。中でも以下のような問題から解決策を導いたグループもいました。
「フレックスタイムが使いづらい」という問題に対しては、会社の風潮があるので、「フレックスを使うトライアル期間やチームを作って、全員で強制的に使ってみる」という解決策や、「情報過多で、社内やグループ内のコミュニケーションや情報シェアが上手くできていない」という問題では、「社内イントラネット上で誰でもQ&Aを投稿、回答できるようなシステムを導入する」という社内の情報網を上手く活用する解決策を提案するグループもありました。
前半部分に提起した問題と、後半部分でアイディア出しをした本質的な理由や解決策を、グループごとに用紙にまとめ英語で発表していただきました。中には、問題提起の部分をコマーシャルの一部のように演技をして見せたグループもあり、会場は盛り上がりました。
~ 参加者の声 ~
- 「もっと考えていることを言葉にできるようGabaのレッスンを頑張ろうと思いました。」(30代)
- 「ディスカッションやプレゼンが緊張してなかなかうまくできないため、今回参加しました。やってみると意外と楽しめてフローも分かりやすくてとても参考になりました」(30代)
- 「バックグラウンドが違う人の話を理解したり、自分では論理的に話せていると思っても、人には伝わっていないところがあり、もっとコミュニケーションスキルを上げたいと思いました。」(20代)
参加者は、英語を実践的に使うことだけでなく、思考力とは何か、どのようにしたら日々の業務に活かせられるかなどの気付きもあったようです。Gabaでは、今後もこのような受講生が英語を使うワークショップやイベントを積極的に提供してまいります。