英会話のGaba kids
「子どもの教育に関する保護者の意識調査」
◆子どもに身につけてほしいこと「やさしさ・おもいやり」74.6%、「語学力」は3人に1人
◆震災後に思いがより強くなった気持ち・考え
「得意分野を伸ばすように育てたい」31.9%
◆小学校外国語活動必修化に期待することは、英語に触れること
◆親子の会話時間 1日平均63分 昨年より増加の傾向
小学生の携帯電話保有率 高学年女子32.7%
◆子育てや教育の悩みを解決する際のインターネット利用経験43.6%
子どもが学校の宿題をする際のインターネット利用経験42.4%
Gabaこどもマンツーマン英会話(通称:Gaba kids)は、「子どもの教育に関する保護者の意識調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2011年7月9日~7月13日の5日間において実施し、1,000名(調査対象者:末子が小学1年生~6年生の30歳~59歳の男女)の有効サンプルを集計いたしました。
調査結果
◆子どもに身につけてほしいこと「やさしさ・おもいやり」74.6%、「語学力」は3人に1人
※クリックでグラフが閲覧できます
末子が小学1年生~小学6年生の30歳~59歳の男女1,000名(全回答者1,000名)に対し、子どもに対する期待や気持ちについて聞きました。
自分の子どもに今後身につけてほしいと思うことを聞いたところ、「やさしさ・おもいやり」が最も多く74.6%、次いで 「礼儀正しさ」70.7%、「集中力」68.7%、「チャレンジ精神」59.6%、「忍耐力」59.5%が続きました。「コミュニケーション力」は55.4%、「語学力」は33.6%でした。父親と母親を比較し10.0ポイント以上差があったのは、「基礎学力」(父親51.8%、母親64.2%)、「問題解決力」(父親41.6%、母親53.4%)、「自己表現能力」(父親47.0%、母親58.4%)、「チャレンジ精神」(父親54.6%、母親64.6%)で、いずれも母親が高くなりました。
また、身につけてほしいと思うことで「語学力」と回答した336名に対し、身につけてほしいと思う外国語を聞いたところ、「英語」が最も多く99.1%と際立って高くなりました。以下、「中国語」27.4%、「韓国語」14.0%が続きました。
身につけてほしいと思うことの中で、東日本大震災後に身につけてほしいとの思いがより強くなったものを聞いたところ、「やさしさ・おもいやり」46.8%が最も高く、次いで「忍耐力」33.6%、「問題解決力」19.9%、「コミュニケーション力」19.0%が続きました。「忍耐力」では、母親の方が高く38.6%と父親の28.6%と10.0ポイント差でした。
◆震災後に思いがより強くなった気持ち・考え「得意分野を伸ばすように育てたい」31.9%
◆震災後に思いがつよくなった将来の希望「グローバルな人材に」父親では12.8%
◆震災後に思いがつよくなった将来の心配ごと「環境問題」母親では55.8%
※クリックでグラフが閲覧できます
“子どもに対する気持ち、考え”で東日本大震災後に思いがより強くなったものを聞いたところ、教育に関する項目では「得意分野を伸ばすように育てたい」31.9%、将来の希望に関する項目では「平凡に暮らせることができればよい」28.7%、将来の心配事に関する項目では「子どもが大人になったころの環境問題が心配」47.4%が、それぞれの項目で最も高くなりました。同様に、“将来の心配事”に関する項目では「将来、就職できるか心配」が11.7%となり、子どもが小学生の時点で既に就職について心配している人も1割いるという結果となりました。
子どもの将来に関する項目について父親と母親を比較すると、「平凡に暮らせることができればよい」では、母親の方が高く37.2%となっており、父親の20.2%とは17.0ポイント差となりました。「子どもが大人になったころの環境問題が心配」でも同様に母親の方が高く55.8%と父親の40.4%とは16.8ポイント差となりました。逆に父親の方がやや高かった項目は将来の希望で「グローバル人材になってほしい」や「何かでナンバーワンになってほしい」でした。
※クリックでグラフが閲覧できます
全回答者(1,000名)に、小学校外国語活動必修化について聞きました。
小学校外国語活動必修化に期待することを聞いたところ、「英語に触れる機会が増える」45.6%が最も多く、次いで「英語を好きになってくれる」41.5%が続き、英語に慣れ親しんでほしいとの思いが窺えます。以下、「英会話能力の向上」35.2%、「コミュニケーション能力の向上」33.8%が続きました。学年別に見ると、高学年(5~6年生)の親では「中学校で英語の授業に活かせる」が31.8%と他学年の親よりも高くなっており、中学校での英語授業が意識されている様子が窺えます。
子どもと向き合って親子の会話をする時間を聞いたところ、「15分~30分未満」が最も多く18.7%、次いで「45分~1時間未満」18.0%、「1時間~1時間半未満」15.6%となっており、平均時間は1時間3分となりました。また、父親は平均44分、母親は平均1時間21分となっており、母親の方が37分長くなりました。2010年2月から3月にかけて行った調査(本調査と同じ対象条件、同じ質問)※と平均時間を比較すると、今回の調査では、全体で12分長く、父親では7分、母親では17分長くなりました。<約1年半前の調査の平均時間は、全体51分、父親37分、母親1時間4分>
※参考資料: 2010年3月「こどもとのコミュニケーション関する調査」
また、子どもとの親子の会話時間について、東日本大震災の前と後で会話時間に変化があったか聞いたところ、震災後に『長くなった(計)』(「長くなった」1.8%と「やや長くなった」12.6%の合計)は14.4%、「変わらない」は84.0%、『短くなった(計)』(「短くなった」0.7%と「やや短くなった」0.9%の合計)は1.6%となりました。
自分の子どもに携帯電話を持たせているか聞いたところ、「持たせている」のは15.3%と1割半となっており、男子では11.8%、女子では18.8%と女子の方が7.0ポイント高く、学年別では、低学年(1~2年生)7.3%、中学年(3~4年生)13.4%、高学年(5~6年生)24.9%と学年が上がるにつれ高くなる傾向で、特に高学年女子では32.7%と3割強となりました。
◆子育てや教育の悩みを解決する際のインターネット利用経験43.6%
◆進学塾や中学受験の悩みを解決する際のインターネット利用経験23.5%、中学受験計画層では56.8%
◆子どもが学校の宿題をする際のインターネット利用経験42.4%
◆中学受験計画層の子どもでは、宿題をする際のインターネット利用6割
※クリックでグラフが閲覧できます
全回答者(1,000名)に、自身と子どものインターネット利用頻度について聞きました。
教育に関することでの保護者の利用について見ると、子育てや教育の悩みを解決する時では、「よく利用している」3.0%、「時々利用している」17.1%、「数回利用したことがある程度」23.5%で、それらを合わせた『利用経験率』は43.6%でした。
進学塾や中学受験の悩みを解決する時では、「よく利用している」2.1%、「時々利用している」7.9%、「数回利用したことがある程度」13.5%で、『利用経験率』は23.5%でした。中学受験を予定している・させたい(中学受験計画層)139名について見ると、「よく利用している」7.2%、「時々利用している」23.7%、「数回利用したことがある程度」25.9%で『利用経験率』は56.8%と半数を超え、中学受験を予定していない・させたいと考えていない層(18.1%)と比べると38.7ポイント差となりました。
次に、勉強に関することでの子どもにおける利用について見ると、子どもが学校の宿題をする時では、「よく利用している」2.8%、「時々利用している」14.2%、「数回利用したことがある程度」25.4%で『利用経験率』は42.4%でした。
子どもが電子書籍で勉強をする時では、「よく利用している」1.7%、「時々利用している」4.5%、「数回利用したことがある程度」8.2%で『利用経験率』は14.4%でした。学年別に『利用経験率』を見ると、高学年(5~6年生)が他学年より高くなっており、学校の宿題をする時では61.4%、電子書籍で勉強する時では20.5%となりました。
中学受験を予定している・させたい(中学受験計画層)139名について、子どもが学校の宿題をする時と子どもが電子書籍で勉強をする時の『利用経験率』について見ると、子どもが学校の宿題をする時では『利用経験率』は59.0%と6割となっており、中学受験を予定していない・させたいと考えていない層の39.7%と比べ19.3ポイント高くなりました。
また、子どもが電子書籍で勉強をする時では、『利用経験率』は28.1%と3割弱となっており、中学受験を予定していない・させたいと考えていない層の12.1%と比べ16.0ポイント高く、子どもが学校の宿題をする時、子どもが電子書籍で勉強をする時のいずれも中学受験を予定している・させたい層(中学受験計画層)の方が利用経験率は高くなりました。
そして、子どもとのコミュニケーションをとるためのメールでは、「よく利用している」1.5%、「時々利用している」8.1%、「数回利用したことがある程度」9.5%で『利用経験率』は19.1%でした。
中学受験を予定している・させたい(中学受験計画層)139名について『利用経験率』を見ると、34.5%となっており、中学受験を予定していない・させたいと考えていない層(16.6%)と比べ17.9ポイント高くなりました。
◆夏休みに読んでほしい自伝・自叙伝 「日本男児(長友佑都さん)」高学年男子の親3割強(1)
◆夏休みに読んでほしい自伝・自叙伝 「日本男児(長友佑都さん)」高学年男子の親3割強(2)
※クリックでグラフが閲覧できます
全回答者(1,000名)に、子どもの夏休みの過ごし方について聞きました。
夏休みの予定として塾の夏期講習、英会話スクールが「あてはまる」かどうかを聞いたところ、「夏休みに塾の夏期講習に参加する予定がある」では、「あてはまる」は16.7%、「夏休みに英会話スクールに通わせる予定がある」では、「あてはまる」は9.9%となりました。
学年別に見ると、塾の夏期講習の参加予定があるのは学年が上がるほど高くなり、高学年(5~6年生)では27.3%でした。また、中学受験を予定している・させたい(中学受験計画層)139名では60.4%と6割が塾の夏期講習に参加予定があるという結果となりました。
次に、今年の夏休みに子どもに読んでほしい有名人の自伝・自叙伝を聞いたところ、ホンダ創業者、本田宗一郎さんの「夢を力に」が最も多く16.3%、次いで、ヨーロッパで活躍しているサッカー選手、長友佑都さんの「日本男児」が15.3%、パナソニック創業者、松下幸之助さんの「夢を育てる」14.4%が続きました。男子の親では、長友佑都さんの「日本男児」が25.4%で最も高くなっており、特に高学年男子の親では33.1%と3割強となりました。
調査概要
- 調査タイトル:
- 子どもの教育に関する保護者の意識調査
- 調査対象:
- ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする末子が小学1年生~6年生の30歳~59歳の男女
- 調査期間:
- 2011年7月9日~7月13日
- 調査方法:
- モバイルリサーチ
- 調査地域:
- 全国
- 有効回答数:
- 1000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
- 協力調査機関:
- ネットエイジア株式会社
報道関係者様へのお願い
本リリース内容の転載にあたりましては、 「株式会社 GABA調べ」または「Gabaマンツーマン英会話調べ」 という表記をお使い頂けますよう、お願い申し上げます。
既に終了しているサービスもありますことを予めご了承ください。